プリンリサーチ

しゃむかっつなう

27日、私は大曽根で仕事をしてて、鶴舞で憎き無免許医師シャムキャッツがライブをやってて、月末だし行けないと思ってたけど、一本道で千種を越えればすぐだし、ちょっと中抜けして行くことにした。

題してシャムキャッツ占い。
ちゃんと当日でチャージを払って、途中の三曲だけ見てすぐ退場、その三曲を肝に命じて明日から生きるというルールを設けた。
曲の途中だったらどうカウントしようか心配だったけど、KDハポンの扉を開けたら夏目くんがMCしてたからラッキーだった。

カウンターのモモジさんは、私のプランを全て見切っているかのような対応だった。私とモモジさんの関係はにわか仕込みではないのである。ある深夜の東名高速下り、運転手モモジさんが初めてホライズン山下宅配便の音楽を聴いた時に助手席にいたのは私だったし、私がシャムキャッツにもらった『もちろんちょうだい』というCDRを最初に聴いた時には即座にモモジさんが喜びそうと思った。

占いの結果は、天気がいいという曲→アメリカに行きたいという曲→なんとなくいけそうな気がするという曲で、どう贔屓目に見ても大吉だった。東京から来た4人の顔を順番にしっかり見た。
私の左斜め前で真っ赤な服を着てキャップを被ってるお兄さんのノリがうっとうしくて武部くんに見えたけど、あんな太ってないわな、と思った。twitterを見たら武部くんがまさしくその赤鬼のアングルから撮った写真と一緒に「しゃむかっつなう(=^ェ^=)」とツイートしていた。
アメリカまで私の隣で私のようにむすっと腕組みで見てたお兄さんがいて、私はその人が実は無礼者だという事を知っていた。
三曲目でギターの菅原くんが少しよろめいた時に無礼者が「おっ」という反応を急にして無礼をするタイミングをうかがい始めた。
そこから騒ぎのあと夏目くんが「ぶれいもの~~~~!」と言って藤村くんがよーーっぽんっと鼓を鳴らす恒例の流れも見れた。
ハポンを出る前にドリンクのおはじきを誰かに渡したかったけどキザになる恐れがあってためらった。そうしたら気の良さそうなお兄さん(鼻が見たことのない大きさだった)がいたからこの人なら良くしてくれるだろうと思っておはじきをあげた。
大曽根に戻るときにものすごい月が見えた。
たまごぼーろムーンである。
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# by puddingreseach | 2013-03-01 12:20

通行人A

もぎられない特等席の隣で
ポリバケツに跨がれ騎士道小説みたいに
おみやげのパンフレット開く地下鉄のドアにもたれ
3度のオスカーと5度の銀熊と
2度の「ある視点」部門に輝いても
通行人Aがついカメラを見ちゃっている

閉じた画面横切る通行人A

ごまかしの街
歩いていた黒くつぶれて
ドラマチックな街
歩いていた白くとんで
物語の外の時間は止められない

バンドのポスターとゴボウの瓶詰めと
Vie de Franceパリ支店には目もくれないくせに
通行人Aがまたカメラを見ちゃっている
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# by puddingreseach | 2013-02-17 00:10

キャタピラーサウンド

浸したパンがふやけてきて
茶道具と受話器の時間
色が形になり
思考が停止した
季節の合間に喉を焦がしもせず
ウノ、ドス、トレス
流れるようなモーション
said the caterpillar
気体か液体かはたまた固体か
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# by puddingreseach | 2013-02-17 00:01

Eleventh String Untouchable(却下)

ギターを買って弾き始めたばかりで左手の指がまだ痛いけど
「だんだん皮が固くなってきて少しずつ大丈夫になってる自分がいる」
というのが口癖の男安西。
安西に誘われてベースを買う前からずっと胃腸風邪で、家族へうつさない様に四六時中マスクをしてるからマスクをしてる感覚も無いくらい耳の裏の皮がバキバキに固くなってるけど
「一日マスク結構辛いよ、やっぱり痛くってさ」
というのが口癖の男坂東。
二人が始めたデュオ、Ten Strings Detectionの初ライブ、挨拶のあと厳かに「デンデンデンデンデンデンデンデンパパパパーパパーパーパ」と演奏を開始した唯一のレパートリーであるkinksの「デイビッドワッツ」のカバーで、坂東のコーラスの「フシャクビーライク」と繰り返したあと「フシャクビーー」で伸ばす

「ビーー」

が信じられないくらい(♯にして3個くらい)高く、しかし何かを悟っているようにも見えて、二番でも全く同じ事が起こった時に少し反応したお客さんがいた。
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# by puddingreseach | 2013-02-14 09:27

ちなみにこの男は親のすねかじりで、列車で二時間ほどのところにある大学で漫然と勉強してるよ

二十四歳の太った男がいた。
太っているのは、自分の目にする舞台裏の嫌なものが自分のほうにあまりにも近づきすぎることのないようにするためだったが、彼はさらに、自分の肉体にある穴をふさぐことを好んでいた。
というのも、そういう穴から恐ろしいものが自分の体の中へ入り込むことがあるかもしれないからだった。
そのふさぎ方というのがものすごくて、口には葉巻(オルモンド・ブラジル・テン)をくわえ、普通の眼鏡の上にサングラスをかけ、耳には綿栓を詰めていた。


ふさぎ方がものすごいなー。デュレンマットの『トンネル』の書き出しなんですが、こんなわくわくするものに誰かの紹介で出会うことは、絶対に良くない事だと思う。
つまらないけど何か良い古典を「ふんふん」と言いながらたくさん読んで、それでたまにこういう本を読むのが正しいのに。
でもそんな体力と時間がもうないから、面白そうな本ばっかり探しちゃうわ。
それにしてもふさぎ方がものすごい。「普通の眼鏡」というものすら面白く思えてくる。
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# by puddingreseach | 2013-02-13 17:24

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